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アグアスカリエンテスでメルセデス-ベンツのインテリジェント・カー生産...

アグアスカリエンテスでメルセデス-ベンツのインテリジェント・カー生産

日産・ルノー・ダイムラー・アライアンスは、アグアスカリエンテスで新しいプロジェクトを開始しました。ドイツ企業メルセデス-ベンツが、Aクラスのセダン高級車生産をアグアスカリエンテスのCOMPAS(アグアスカリエンテス共同生産工場の略)工場で今年の年末から開始することになります。

アグアスカリエンテスで生産される車両が2019年からアメリカ大陸全土に配給されることから、このプロジェクトは、世界規模のプロジェクトと言えます。その結果、アグアスカリエンテスは、メルセデス-ベンツのAクラスのセダンが生産されている世界の3拠点の仲間入りをすることになり、この車種は、ヨーロッパや中国でも販売されることになります。

アグアスカリエンテスで生産されるメルセデス-ベンツの車両は、ドイツ、シンデルフィンゲンにある会社のデザイン・センターで開発された先端技術を有するものになります。その内容は、MBUXのようなAI機能を搭載したもので、運転支援システム、音声コマンド、自動運転、デバイス接続などのレベルの高い設計技術を有しています。

メルセデス-ベンツは、現在生産されている車両の中で一番軽く、空気抵抗係数も0.22と、世界一の空気力学的特性を有するもであるとしています。

日産-ルノー・アライアンスとダイムラーのプロジェクトは、グローバル・レベルの技術の登用により、アグアスカリエンテスの自動車産業の将来の展望を強化して行きます。

数年前から、COMPASは、2020年までに3600の雇用を目指し、州内の重要な経済成長に貢献しています。メスセデス-ベンツの車両生産は、今回が初めてですが、すでに日産インフィニティの生産は行われています。